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商品に関するFAQ -Frequentry Asked Questions-

Fur(毛皮)
毛皮の種類

毛皮の取り扱い方

ご使用後は、毛皮をふってふわふわした感じにもどし、きれいな布で首筋を軽くふいて汚れをはらってください。雨や雪でぬれたときは毛皮を軽く振って湿気をはらい、乾いたタオルで静かにふいて自然に乾かします。(アイロンやスチームは当てないで下さい)毛くせは風通しのよい所で陰干ししてから軽くブラッシングしてください。

毛皮の取り扱い方

フォックス、ラビット、セーブル、ミンクなどの原皮を細く裁断して、網状の生地に絡めたものです。仕上がりはニットのような形状で、軽くて非常にソフトです。

MINK(ミンク)

MINK(ミンク)

高級毛皮の代名詞ともなっているミンクは食肉目イタチ科の水陸両生動物で、後ろ足に小さな水かきをもっています。北米や北欧の寒冷地帯に生息していた野生のミンクから今では遺伝の法則を応用した研究が進み40種類以上のミンクがランチ(養殖)ミンクとして供給されています。

FOX(フォックス)

FOX(フォックス)

フォックスは食肉目イヌ科の動物です。野生種は大きく分けて北半球に広く分布する赤狐、北極地方に棲息する北極狐、北アメリカ中央アメリカに住む灰色狐の三種類。1920年にカナダで突然変異によって生まれたシルバーフォックス以来、今では多くの天然色彩のものが生まれています。

SABLE(セーブル)

SABLE(セーブル)

柔らかく厚い長毛。色は青味のある濃い茶色で色が濃いほど高価です。荒毛は光沢があり絹のようでロシア産とアメリカ産があります。日本では北海道に同種類のエゾテンがいますが現在は保護動物に指定され捕獲禁止になっています。

CHINCHILLA(チンチラ)

CHINCHILLA(チンチラ)

南米アンデス山脈の最高地点に包まれているペルー、ボリビアに生育するのみでした。毛質は短毛で柔らかく絹のようで厚く、色はスレートブルーが最上質です。現在では米国やヨーロッパ各国に養殖場が出来ています。

RABBIT(ラビット)

RABBIT(ラビット)

ラビットは価格も安く非常にポピュラーな毛皮で色は黒、灰、白、褐色系、ブチといろいとですが、染めて他の毛皮に似せて使われることも多くあります。刺毛は長く折れやすいため抜いたり、密生した綿毛は刈毛して耐久性をもたせるとともに、プリント染めされることもあります。

REX(レッキス)

REX(レッキス)

ラビットの突然変異で作られた新種で、もともとは食肉用として養殖されています。ラビットが草食動物に対してレッキスは雑食動物で、ラビットに比べるとその毛には光沢がありシルキーです。毛皮製品にしたとき切れ毛も少なく綿毛と刺毛の高さが同じ事もレッキスの特徴です。

RACOON(ラクーン)

RACOON(ラクーン)

アライグマのこと。北米産の毛皮の中ではもっとも一般的な動物です。夜行性で水の中でえさを取って食べます。全体に毛足が長くソフトで、毛質が狸に似ていて、色はグレー・茶・黒のリング状の模様のある尾が特徴です。中国や、フィンランドでチャイニーズラクーン・フィンラクーンと呼ばれているものは、狸のことです。

WEASEL(ヴィゼル)

WEASEL(ヴィゼル)

産地は主に中国。イエロー・ウィゼルとも呼ばれている野生のイタチ。毛はふかふかと厚く、刺毛、綿毛とも養殖ミンクより短めです。色はオレンジ色から薄茶色。毛足は北方産ほど長く、南へ行くほど短くなります。自然食のほか、茶色や茶褐色に染められて使われています。

MUSKRAT(マスクラット)

MUSKRAT(マスクラット)

北米原産の大型の水棲の鼠。尾の付根にニオイを出す腺を持ち、日本名はジャコウネズミと呼ばれています。短毛で強く濃い茶色の荒毛。下毛は厚く短い濃茶色。安価で実用的な毛皮として愛用され、ミンク風に染めて使われることもあります。

OPOSSUM(オポサム)

OPOSSUM(オポサム)

日本ではフクロネズミと呼ばれる有袋動物。荒毛は黒く、綿毛はクリームがかった白です。普通は茶・グレー・黒等に染色します。ニュージーランド、オーストラリアに棲むオポサムは、アメリカ種とは違って、短毛で毛量が多く、シルキーな手触りが好まれています。多くは茶系統の色合いですが、鮮明なブルーグレーのものは最上級とされています。

SQUIRREL(リス)

SQUIRREL(リス)

欧州からシベリアにかけて棲息し、短毛で毛は緻密で柔らかいリスの毛皮は、古くから王侯・貴族の毛皮として多く装飾用に使われています。今では世界各国に分布し70種類にも及びますが、最高品質とされるのはブルーグレーの色をしたシベリア産のロシアリスです。これ以外のものは、多くブラウン系に染色して使われます。

NUTRIA(ヌートリア)

NUTRIA(ヌートリア)

南米原産のげっ歯類で、野生と養殖とあります。日本でも過去に養殖したことがあります。短毛。荒毛は茶と黄色。綿毛は短く厚い。色は濃茶。外見はビーバーによく似ています。荒毛を抜いて刈毛をし染色して使います。アルゼンチン産のものが良質です。

NUTRIA(ヌートリア)

多くは北米産のターキー(七面鳥)の羽毛を使用し、数十本の綿糸に絡めた棒状の素材を使用することが多い。他に南アフリカ産のオーストリッチや中国産のニワトリ、インド産のピーコック(孔雀)、キジなどの山鳥を使用したものもあり、羽毛の長さ、密度(重量)でクオリティーが分かれます。